いぜんに比べ、NewsPicsには勢いがみられない、とおもう。
ただし放映番組は参考になる。
きのう、AIに関する番組を観た。
日本のAIの第一人者たち(たぶん)がパネラーになり意見を述べていた。
残念ながら日本のAIはアメリカや中国に比べ、そうとう遅れているそうだ。
たとえばGmailひとつ取っても、英語版のそれは、日本語版にはないAIのアプリケーションが利用できるんだってよ。
ほかも同様で、ある意味、日本は日本語というローカルな言葉に守られている。
もちろん、これ良い意味でなく、悪い意味で言っている。皮肉である。
個人的に、さいきん英語に慣れた方が良いと思っているのは、このことに起因している..
って、本題から外れていくので、これ以上、ここでは書きません。
本番組では、AIについて日本の得意点を上げるのなら、それは日本のアニメーションにあるという。
日本のアニメーションには、「攻殻機動隊」があり「ドラえもん」がある。
強いAI=汎用型AIの象徴として、ドラえもんあり、というわけ。
そして、のび太のドラえもん(強いAI)との付き合い方は、AIとの付き合い方の良いお手本になるとも言っている。
のび太は「こんなことできたら良い。な」と思う。ドラえもんに相談する。ドラえもんは、それに応えてくれる。けれど、問題を解決する主体は、のび太にある。
一方で、本番組では、こういうことも言っている。
従来、新しいエンジニアリングが考案され、商品になるまで10年かかった。
しかしAIの世界ではブレイクスルーのアイデアはネット上で公開され、その瞬間から世界中の人たちが実装を試みる。そして2年あれば、そのアイデアは商品化されていく。
ここ数年いちばん進んだのは、言語系のAIである。データセットさえ整っていれば、その人の言いいそうな言葉、書きそうな言葉は実現される。
先に触れたとおり、日本語はローカルな言語ゆえ(英語や中国語に比べデータセットが少ないため)データその体験がなかなか味わえない。遅れているゆえ、安心していられる。
ここからは、番組での発言ではなく、私感となる。
その人の表現がAIにより実現するのなら、その人のオリジナルに価値が生まれる。
その価値の流通は、いま話題のNFTに向いている。
たとえば、うちらの世代だったら、「戦場のメリー・クリスマス」(坂本龍一)のオリジナルの楽譜のNFT化だ。
どのようなトークン(仮想通貨)が採用されているか、現状、調べてはいない。
というわけで、ここでAIと仮想通貨が、うまく結び付いたわ。
AI、仮想通貨、それにメタバース…これはバズワード(一時的な流行語)ではなく、これはひとつの旗印なわけ。
その旗印により、お金や人が動き、そして、その旗印は有機的に、これから、つながっていく。とても楽しみ!