これは門外漢のたわごとである。私的なメモと言っても良い。
あることが話題になっている。それを、まとめる意味合いがあったりもする。
ブラウザーは基本的にそのページ限りである。
なので、その立て付けを補うために、次のページに移った時でもデータが残るように
「セッション」という機能が付加されている。
たとえば、Amazonでページに表示されるお目当ての商品を「買い物かご」入れる。次に別の商品も「買い物かご」に入れる。最初の商品から次の商品へとページは移っている。その際「買い物かご」の数字は、ちゃんと「2」となっている。次に関連ページに移り所定のチェックを入れ、最後に「了解」するまで、そのあいだのデータは引き継がれている。
この一連の手続きには「セッション」が活躍している。
一方、ブラウザーを閉じ、次にブラウザーを開いた時、データが保存されていた方が便利な場合は多い。
IDとパスワードは、そのつど入力するより、該当ページを開いたとき入っていた方がラクでしょう。
これは、当該サイトに訪れた際のクッキーという機能が活躍している。
たしかに便利なのだが、一方「第三者用」のクッキーというものもある。
楽天で何かの商品をみた。次回、楽天のページをみたとき、関連商品の広告が表示される。
ま、これは大目に見るとして…楽天以外のウェッブサイトをみたとき、楽天でみた商品の関連商品広告が、そのサイトに表示される。このイヤな感じは誰でも一度は経験しているのではないだろうか。
そう、この時使われているのが、第三者用のクッキーなんだわ。
長くなりました。本題に入ります。
ブラウザーといえば、グーグルの提供するChromeのシェアが圧倒的である。
そしてグーグルは来年後半から段階的に、第三者用クッキーを停止する。
ちなみにアップルのsafariは一足お先に、第三者用クッキー対策が施されている。
この差は広告のグーグルと、商品やサービスのアップルの、収入源の違いから来ている。
フェイスブックの主な収入源も広告である。
(たぶん)フェイスブック以外のウェブページが落とした第三者クッキーを活用し、フェイスブックは同プラットフォームの閲覧者に広告を配信している。
フェイスブックが社名まで変えて、メタバース一点に賭けているのは、第三者クッキーの廃止も関係していると思うよ。