「ブログ、毎日、書いてるねぇ」と言われることがある。
正確に言わせてもらえば、ほぼ毎日、である。
「毎日書いてるねぇ」には「たいへんでしょ」というニュアンスを感じなくもない。
書いている方からすると、たいへんという感じはなく、フツーである。
そもそも文章を書く職業だし、こうして、ほぼ毎日ブログを書いていることもあり、それほど悩まず文章を書くことができる。
さいきん意識的にYouTubeで発信していて。こちらで、しゃべるほうが、よほど、たいへんである。
ユーチューバーたちは、なにげに、しゃべっているけれど、ぼくのばあい(iPhoneで撮影しているけれど)カメラを前にすると、ぜんぜん、しゃべれない。じつは、しゃべるために、あらかじめ原稿を用意している。
やってみると、読むための文(目で追う文)と、聞くための文(耳で聞く文)は違う。
目でパッと見て分かる漢字でも、聞くと「あれ?」という感じがあるし、文章には、日常的な会話で使われない言葉もある。しゃべる言葉はセンテンスが短い。
ところでインターネットも記事は、新聞や雑誌のような文体ではなく、しゃべるような文で書いた方が良かったりする。インターネット上の文章は「見る」とか「聞く」とか、ま、そのようなニュアンスがあったりするかも。