きのうのブログでは、上達の「べき乗数」について触れた。
上達度= 回数^2、
たとえば2倍上達したいのなら4倍(2✕2)の回数。10倍上達したいのなら100(10✕10倍)の回数が必要というわけである。
ここまで書くと、上達は、人間より機械が向いているんじゃないかと思えてくる。だって、機械は、同じことをやっても疲れないし、眠らないんだぜ。
いまはやりのAIは、機械学習、あるいは、その一種の深層学習(ディープラーニング)を指している。
これから折りに触れて、こちらを学んでいきたいとおもう。
まだ知識不足を前提に言ってしまうと、ディプラーニングには強化学習というものがあって。
たとえばチュスのチャンピョンに勝ったアルファ碁。
アルファ碁どうしの練習試合は、きわめて短期間のうちに、何万回、何十万回おこなわれた。人間では不可能に決まっている。
こういうのを見せつけられてしまうと、オレなんか、上達は、人間ではなく、AIのお株だとおもえてくる。
何十年後にAIが人類の知性を脱く、いわゆるシンギュラリティ説というものがあるでしょう。そういう恐怖感の遠因として、AIの得体の知れない上達のはやさにあると、おもえてくるわけ。