複式簿記や統計はパワフルだ。
なのに(専門的な学校を除き)それらを教わる機会が少ない。
ともすると数学や物理より格下にみられたりもする。
ロナルド・フィッシャーの革新的なアイデアなど、主要な統計解析の手法は半世紀前には、ほぼ確立していたという。
しかし近年まで、うまく反映されず、ちまたでは統計はカゲヒナタの存在だったりする。
さいきん機械学習という言葉をよく耳にするでしょう。ともすると、AIと混同して使われていたりもする。
でも機械学習は、AIというより、どちらかといえば、統計の延長上としてとらえた方がよく、
逆に言えば、GPUによる演算速度の飛躍や、ウェッブによる爆発的なデータ量により、統計が花開いたと言ってよい。
各種統計技法のコンセプトの理解など統計は、けっして簡単とは言えない。でも基礎的なことは、 シッカリやっておきた方がいいんだよなぁ。