楽天に好感が持てないでいた。
そのひとつは、他者の新しい挑戦を、同社が後出して取るケースが目に付いていたからだ。
ライブドアの球団買収というストーリィを、うまく立ち回り、けっきょく楽天が実現してしまった例などがある。
ECサイトのユーザー・インターフェイス(レイアウト)は下手である。
こちらは、いまだにアマゾンの方が動線はスマートだ。
だが、さいきん、印象が変わってきた。
それは、今秋からのキャリアの参入であり、さらには5Gへの対応への期待からである。
既存のキャリアの料金体系は、辛抱強く聞いてようやく理解できるくらい、複雑すぎる。
それは、新しいトレンドに応じて、竹に接木をするように、つなげていったからでしょう。
それに比べると、まっさらなことから始めれば、シンプルな料金体系になるにちがいない、と、まぁ、そうおもったりするわけだね。
ほんじつのNewsPicsをチェックしていたら、同社はNECと共同で5Gの基地設備を共同で開発するそうである。
言うまでもなく、ファーウェイの基地設備はトランプ政権の強権で採用できない、
となると、ファーウェイ以外で先行する北欧系のメーカーのそれの採用となるように思えるけれど、国内のNECをパートナーにしたのは、なにげにいい感じだねぇ。
中国とアメリカの、経済のつば競り合いは長期間に及ぶだろう。5Gをはじめ、技術が停滞するのは間違いない。ただ、そのあいだに、日本は「漁夫の利」を得るチャンスかもしれないんだよなぁ。