まいとし、5月から6月にかけて、米テック系大手の技術者向けカンファレンスが行われる。
グーグルの、ここ数年の旗印は分かりやすい。同社CEOが「AIファースト」と言っているように、要は、AIをベースに、さまざまな分野を構築していく方針だ。
マイクロソフトは、まだチェックしていない。けれど、カンファレンスの一部の映像、アレックス・キップマンのプレゼンテーションはYouTubeでみた。なんとホログラム、だぜ(たぶん)。これは、すごいでしょ。それについてのインタビュー記事は読んでいる。「クラウドとエッジのコンピューティング」というコトバが使われている。昨年のカンファレンスは、これがキーワードだったような。あるいは同氏の影響力が大きいのかもしれない。
よく分からないのがアップルだ。
ジョブズの時代はWWDCで何が発表されるのか、まいとし、楽しみだった。いまでは、とくに見なくてもいいや、というかんじ。でも、みてしまったけれど。これがポイントが、つかめないんだなぁ。
フェイスブックの個人データの扱いが問題になった。それ以来、とくにプライバシーに対する論調が強まっている。そのような背景から、アップルは他社より、プライバシーに厳しい戦略をとっている。それは、わかるんだけれど、ほかは、どうなんだろう。
もはやiPhoneを主軸にせず、iOSをつかえるデバイスを増やしす戦略をとっているようにもみえる。iOSユーザを増やし、そのプラットフォームからの上がりを、主軸にしようと考えているのかもしれない。たとえば今秋からのサブスクリプト型の映像サービスや、ゲームとからの課金といった具合に。でも、前者については、NetFlixsが盤石だし、後者は今後展開するクラウドでのゲームが強力だと言われている。アップルは、どうなるのかねぇ。