人によるか、アルゴリズムによるか

新聞や雑誌には発行部数がある。これは文字通り、発行される部数である。

ただし発行された部数がすべて読者に届くわけではない。たとえば新聞のばあい、雨に濡れるなど不測の事態が考慮され、読者数より多めに、新聞が刷られている。これを理由に、恣意的にかなり多めの新聞紙を押し込む、いわゆる押し紙のウワサが後を立たない。

企業が広告を載せるばあい、読者数が掲載料の基準になる。なので新聞社は売上げを上げるため、押し紙をしたくなるという、ま、そんなかんじ。

一方、Googleは新聞や雑誌のように、なにかを発行しているわけではない。

日々、ネット上では多くにウェッブサイトが上げられている。Googleは、この膨大なウェッブサイト群から、キーワードの検索により、順番に並べるサイトを提供している。

グーグル一派のユーチューブはユーザーごとに「おすすめ」の映像が一覧される。

ちなみに同社の使命は「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるように」となっている。

ところで新聞に掲載する記事はどうやって決まっているんだろう。

現場をみる術もなく、個人的には「大統領の陰謀」でのワシントン・ポストの編集会議のイメージしかないし、じっさいに編集会議にて掲載する記事が決められていると、思ったりもしている。

ま、いずれにせよ、選ぶ人のバイアスがかかった判断となる。

一方、グーグルは、同社のアルゴリズムにより検索の順番が決まっていみたいな。

人によるか、アルゴリズムによるか…だんだん深くなってきましたねぇ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!