データは21世紀の石油である。
このことばは、「エコノミスト」の特集のキャッチフレーズだ。
その後も、ネットでみかけたとおもう。
このフレーズは、アンドレアス・ワイガンドが発信していた、
ということを「アマゾノミクス」(邦題)を読んでいて、知った。
「20世紀の石油のように、21世紀はデータが世の中を変えていく」
本書を読むと、それだけでなく、
「生データを製品やサービスに変える技術が産業革命に匹敵する変化をもたらす」といったニュアンスで語られていることが知れる。
つまり、生データを「精製」することと、石油の「精製」をダブらせているフレーズだったんだね。
このことは「アフターデジタル2」でも読み取れた。
げんざいデータそのものが大きな価値があるように思われているけれど、むしろ、それを「精製」する技術の方が、よほど、大切だということ。