経済成長には規制緩和が絶対

選挙が始まる。ネット上で各党首による討論が行われている。

立憲民主党の経済対策は、

生活者の可処分所得が増えることにより経済が伸びるという主旨である。

個人的には的が外れていると思っている。

アベノミクスは成功していないでしょう。

ちなみにアベノミクスは、大胆な金融緩和・大規模な財政出動・規制緩和の、いわゆる「三本の矢」で構成されている。

その中で、「第一の矢」となる日銀の異次元の金融緩和は思惑通りだっただろう。

日銀は金融機関の所持する国債を大量に買い入れ、当座に対価を支払う。また株式や土地にさえ、お金を流している。

学校では財政による需要の創出を習ったけれど、これにより、金融でも需要が創出されることが証明されたと思う。結果的に失業率が低下した。

オッケー、「第一の矢」は評価できる。

けれど、僕は「第三の矢」である規制緩和が本丸だと思っていて。「第一の矢」は、それを行なうための必要条件という位置づけだ。

「第一の矢」による株価の上昇や失業率の低下は支持率につながり、その間、規制緩和するための時間稼ぎが出来ると、まぁ、そんな感じ。

で、そこまで及ばなかったので、アベノミクスは成功していない、と言っているわけ。

ましてや、前述した立憲民主党の、生活者の可処分所得増による経済成長は的を外していると思うわぁ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!