以下、個人的な解釈となる。
たとえば10回やる。一方で1万回やる。
その際、同じ確率で予測外のことが起きる。
その前提に立つなら、後者の場合に、例外を多く体験できる。
「量は質に転化する」というのは、そういうことを示している。
棋士の羽生は実戦以外でも、駒を並べて動かし試してゆく。
定石を何度も何度も試しているうちに、例外的な打ち方を見つけ、その感じが実力の差になっているという仮説。
で、この考え方には続きがある。
機械学習(AI)についてだ。
AIにより、大量のデータから特徴量が抽出される。
それにより習慣や自分の見方とは違う提案がなされる。
それを試してみるのは、「量は質に転化する」とは違うアプローチだが、時間を節約できるし、また何万回もやる体験とは違った特徴量が試せると思うわけ。