暗号資産の時価総額のトップはビットコイン、次いでイーサリアムとなっている。
自分で時価総額と書いておいて何だけれど、両者の本質は資産よりむしろ、コンセプトの魅力にある。
ビットコインのコンセプトは、サトシ・ナカモトのホワイトペーパーで読むことができる。
従来の銀行など中央に頼らない、分散による信用創出。
後者のイーサリアムについて、ホワイトペーパーは読んでいない。
イーサリアムは、若干19歳(現在28歳)のヴェタリック・ブリテンにより構想された。
そして、その構想はギャビン・ウッドにより学術的な整理がなされている。
現在「マスタリング・イーサリアム」を夢中で読んでいる。
著者のひとりは、その、ギャビン・ウッドだ。
とくに本書の第10章の「トークン」は、読み応えのある、見事な内容と文章だと思う。
イーサリアムのコンセプトについては、後日、ここでまとめる(かもしれない)。