きのうの続き。NFTの概略について。
NFTはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略。
その名が示す通り、トークンである。
と言っても、アメリカでは交通機関トークン、洗濯用トークンなど様々なトークンがあるらしいが、日本では馴染みがない。
なので、代わりに商品券をイメージしてみよう。
商品券は利用範囲が限られている。
例えば街を対象にした商品券は、商店街でしか利用できなかったりする。
しかも、その立て付けだけでなく、そもそも他の地域に持っていっても信用が担保されていない。「それ、どこの県にですか?」くらいの感じネ。
紙なので、その場に居ながら、もっと遠くの地域、例えばアメリカのサンノゼで利用することは不可能だ。
しかしトークンをデジタル化され、しかも信用が担保されていたらどうだろう?
サンノゼでもトークンを受け取ってくれる人が現れたりする。
信頼されているので、そのトークンは何かの商品やサービスと交換したり、現金に交換したりできる。
ここで念入りに見てみようか。話が逸れる。
例えばアマゾンで商品を購入する。その時の商品は一意ではない。大量に生産された商品の中の一つとなる。
現金も同様で(正確にはナンバーが振られているけれど)1万円札の中の一枚である。
で、前述のトークンに戻る。
それに対して、NFTはNon Fungible Token(非代替性トークン)はその名が示す通り、一意のものとなる。
一意はコンピュータっぽい用語なので、日本語っぽく言えば「かけがいのないもの」が保証されているという感じ。
しかも、それはグーグルやツイッターに自分の(データとか)を預けるのではなく、あくまでも自分のものとなる。
この話は、明日に続く、たぶん。