かえって人が介在した方が良い場合も

モノ持ちは良い方だと思う。MacBookAirは9年間、愛用した。ストレージの破損により現在は使用できない。

このトラブルに際して、しつこい性格が行動をうながした。

内部のストレージでなく、USBメモリにMacOSをインストールして、そのUSBメモリからのMac起動を試みた。結果は、動作が遅すぎて使えなかった。MacOSだけでなく、ChromeOSも試した(MacをChromeBookにする試み)。MacOSと同様である。ただし前者に比べれば、後者の方が使える。

ま、いろいろアエぎ、結局、新しいMacBookAir(M1)に買い換えた。アップルストアにて分割支払とした。

商品が届き、以前と同様の環境に整え、使い始めた。

しばらくすると、アップルより「お客様の最近のご注文に予期せぬ問題が発生しました」というタイトルのメールが届いた。送付時間は夜中の0時過ぎになっている。そんな遅くまで起きていないので、おのずと朝、チェックすることになる。朝っぱらからイヤな予感がした。

内容は「分割払いでなく、一括払いとして処理されていることが判明しました」である。

さらにキャンセルする場合、すでに決済が間に合わないので、いったん指定期日に一括引き落としとし、後日、同金額を払い戻すことになり..商品は(必然的に送られて来たデフォルトの状態の戻し)返却する指示になっている。

内心はビビっているけれど、長年、仕事を自分でやってきたおかげ(?)で、この手のことは冷静な事務的処理が習い性となっている。

まず、あらかじめ決済するクレジット会社にサポートしてもらった。ちなみに料金は決済されれば、クレジットカード会社からアップルに料金は一旦、全額支払われる仕組みとなっている。あとはユーザーとクレジット会社のみの関係で、ユーザーは元金と金利をクレジット会社に支払うことになる。

話がそれてしまったが、本件はクレジットカード会社側とのやり取りにて、問題なく、一括でなく、当初の通り、分割の支払いとなった。やれやれ。

次に念のためアップルのサポートにも連絡しておいた。

アップルにも確認でき、参考までに「手順通り分割を選んだのに、なぜ一括となっていたのか」たずねてみた。

アップルサポートによると「システムのエラーで、人数は言えないけれど、じつは複数の人から同様の問い合わせが来ている」そうである。

要は、システムのバクが原因という落ちになる。

話が長くなってしまいました。ここからが本題。

web3について。

Web1.0の(広い意味での)キラーアプリケーションはウェッブサイトだ。それを活用している代表例はアマゾンのネット上の「買い物」、グーグルの「検索」がある。

Web2.0はSNS。代表例はツイッター、インスタグラム、TikTokがある。

web3(慣例上wは小文字、3.0でなく3と表記する)のキラーアプリケーションは暗号通貨、NFT、DAO、DeFiとなる。

web3は耳慣れないと思う。

それはそうだよね、これからトレンドになっていくから(たぶん)。で、ここからは、さらに聞き慣れない言葉を乱発する。ごめんない。

DAOについて。

DAOはイーサリアム(ブロックチェーン)上にスマートコンタクトをデプロイする。

スマートコンタクトには、あらかじめプロジェクトの約束や規律がsolidity(プログラム言語)で記述される。

なので記述にバグがあったり、場合によっては恣意的に(プロジェクトの内容や約束を記した)ホワイトペーパーと異なる、ユーザーが不利になるようなスマートコンタクトの可能性もある。

ちなみにスマートコントラクトは一度デプロイすると変更することが出来ない。バグがあってもその仕様でやり取りすることになる。

その点、前述したMacBookAirの分割/一括問題のように、サポートに連絡して間違いについて対処してもらうわけには行かない。その点が、DAOの大きな課題だと思っている。

もうひとつ。

DAOは条件が合えば(あらかじめ書かれたスマートコントラクトにより)例えば外注への支払いも自動的に行われる。

しかしプロジェクトを立ち上げた人が架空のアドレスを作り、そこに支払うことが可能だ。友人にアドレスを作ってもらいキックバックすることも出来る。

「DAOのセールスポイントである作業の自動化」と、今回のアップル問題のように、人を介在した取り引き」どちらが良いのか、興味深い問題だとおもう。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!