インターネット以前、パソコン通信をやっていた。業者はニフティサーブだ。
ニフティのサーバーにパソコンで接続する仕様になっていて。ちなみに僕の場合、パソコンでなく、ワープロでつないでいた。しかも電話線をハックしていた。
遠くの、顔さえ見たこともない人に情報を発信した経験はニフティの「掲示板」が始まり。
その後、ニフティーより会員向けにウェッブサーバーをのスペースが提供されるようになり、自分のパソコンで(その頃になるとパソコンを持っていたんだ)カンタンなホームページを作成しFTPにてサーバーに上げていた。ホームページからはニフティの「掲示板」にリンクさせていた。しばらくして、はてなの掲示板(現在は、はてなブログになっている)にリンク先を変えた。
以上、ニフティの「軒裏」を借りていたハナシね。
で、もう6、7年くらい前のハナシになるのかなぁ。自分でホームページを所有するようになった(このページね)。
サーバーは、さくらから借りている。ウェッブ制作に関してはWordPressを利用している。
当時は大手の本屋さんのパソコンコーナーに行くと、WordPressの書籍が棚にズラリと並んでいたんだ。実際、僕の場合、池袋のジュンク堂で書籍を選んだ。
いま、かなりの時間をweb3に割いている。
残念ながら、本屋さんにはweb3の書籍は少ない。アマゾンでチェックしても、出版自体、少ない。
web3は始まったばかり、と言っても良いとおもう。仮にブームになったとしても、以前のWordPressのように本棚一面に関連書籍が並ぶことはないと思っている。それは、ここ6,7年の間に、出版社の経営は厳しくなっていて、技術関係の書籍を出版する余力が残っていないから。
ただ、違う方向から見ると、web3関連の書籍が出版されないのは合理的だ。
これは何もweb3に限ったことではないけれど、デジタル技術の進み方はとても速い。なので出版のように企画・執筆・印刷の過程を経ていては、書籍が販売される頃には、その情報は(まったく価値がないとまで言わないけれど)すでに遅れたものになってしまっている。書籍に書いてあるライブラリーはすでにアップデートされていて、実際には、それではプログラムが動かないケースもフツーに出てくる。
というわけで、web3は、ネット上のチュートリアルを参考に学んでいくのがデフォルトになっている。しかし日本語の情報は、どこかの元ネタを焼き直した(と思われる)ものが多い。ことばの関係で手間がかかるものの、結局、英語のチュートリアルでやった方が理解が早い。自動翻訳は大いに役立っている。