山上容疑者による安倍元総理の暗殺が波紋を広げている。
まず第一に、旧統一教会が世の中にさらされた。
実際に影響を受けた人など限られているはずなのに、テレビにより、多くの視聴者は印象付けられた。
憲法では信教の自由は保証されている。
それを持ち出すまでもなく、人のこころは分からない。自分のこころも分からないのに。
旧統一教会の話題のひとつは、献金や、いわゆる霊感商法でしょう。
それに関しては、個人的には、法律で対処するのが最善だと思っていて、
実際に。現在、消費者庁で検討が始まり、法務局では相談室が設置されるようだ。
もし事件前にこの動きがあれば、山上容疑者は救われたかも知れない。
山上容疑者について、旧統一教会に目が行きがちだけれど、
どちらかと言うと、(生活が不安的になりがちな)派遣、そして失業が山上容疑者を追い詰めたと思っている。
社会に問題がある。
世の中は大きく変化してきている。これから求められる能力も変わってくる。
独身で生活が不安定なら、生活保護を利用すべきではないか。
そして、そのあいだ、新しい知識や技術を習得する。
現在は学校に行かなくとも、ネットで学べる。
そもそも山上容疑者は、拳銃の作り方をネットから得ていたじゃないか。
ちなみに、ここでは拳銃の作り方を学べと言っているのではなく、これからの社会に求められる知識や技術を指しているよ。
そういう動きが広がっていけば、条件の悪い仕事や会社は淘汰されていくし…
つまり、ブラック企業で働くなら、思い切って、生活保護を受ける。そして、その期間は「自分のスキルを上げる当然のことと思ってしまおう」という提案。