コピーライターから作家に転身された方がいる。開口健もそのお一人である。サントリーのコピーは、コピーライティングの参考書的な書籍で取り上げられたりしている。
開口さんによると、当時コピーライターは広告文案家と呼ばれていたそうだ。(つたない言い方で恐縮だが)コピーライターの一番星である土屋耕一さんも同様のことをおっしゃっている。ちなみにネット検索をしてみると開口さんと土屋さんは1930年の同じ年生まれとなっている。働き盛りと高度成長時代が重なっている、と言っても良さそうだ。
現在「コピーライターの発想」(土屋耕一/講談社現代新書)を再読している。3分の1くらい読んだところで、気分転換のように、このブログを書いている。
コピーライティングを、おはぎ、あるいは大福餅になぞらえて、言葉と案(アン)で説明されていたことは覚えていたけれど、
あらためて読んでみると、今回は、コンセプトの解説に注目が行き、「むむ」と思ったのであった。