DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略称。日本語では分散型自立組織。
株式会社や合同会社といった組織の事務手続きは主に紙で処理されるが、DAOではブロックチェーンとスマートコントラクトで処理される(個人的にはスマートコントラクトという言い方はなじまない。レッシグ教授が提唱するようにコードコントラクトの方が感じが合っているように思う)
暗号資産で任意のDAOに支払いをしてDAOよりトークンが発行されたり、あるいはDAOで求められる仕事をしてトークンを得る場合もある。
株の、投資家やストックオプションに対して、DAOでのトークンはアルバイトなど関わった人にも広く配布される。
トークンは、例えば株のように持ち分に合わせて投票する権限を持つ、discodeなどでのディスカッションに参加できる、といったことを可能にする。交換所にトークンがリスティングされると換金することもできる。
法人を立ち上げた人は、設立にあたって時間とコストが、かかることを実感しているだろう。
一方、DAOの場合は、すぐに立ち上げることが可能で(プログラミングのライブラリーのように)とくに、この1年活発にリリースされているツールを活用すれば、様々な機能を取り入れられる。
//「変革への道」(Joi Ito/ポットキャスト)#60 「DAOは社会にとってよいことを増やすのか」を自分なりにまとめてみた。