半年くらい前かなぁ。
松本清張の「日本の黒い霧」を読んだっけ。
最近はボリュームのある本を読むようになった。
これはネットの反動だと思っている。
ボリュームのある本を最後まで読み切る。達成感がある。それから頭の中が少し変化したようにも思う。うまく言えないけれど、これはネットにはない感覚なんだよねぇ。
「日本の黒い霧」で紹介されている事件については、時にはWikipediaをチラチラ参照しながら読んでいった。清張さんの見方とは違う点を見つけたりもした。ま、歴史に残り続ける事件というのは、時代を経て検証されていくものだし、またWikiの集合知の成果でもある。
本書を読んだ影響で、戦後の当時のアメリカの日本へのコミットメントについて、知識の厚みが生まれたような気がしている。
そいうえば「正力松太郎」をこの前、読んだなぁ。