コピー年鑑(TCC年鑑)というものがある。
その年の秀逸なコピーライティングをえらばれ、年鑑として編集されたものだ。
さくねんのゴールデンウィークには、コピー年鑑のページを発行年順にめくってみた。気づいたことがある。
1977年くらいから、コピーライティングの印象が変わってきて、ハツラツとしてくる。これは、1984年くらいまでつづき、そのあとは、きゅうにイキオイがなくなってくる。
この7年間が、いわゆるコピーライターブームである。そう断定したね、おれは。
で、そのあとは、アートディレクターの時代になり、たとえばキャッチコピーはデザインの一部になり、ボディーコピー(本文)なんて、イラないじゃないなどと。ま、そういう雰囲気になっていったようにおもう。