Google Analyticsにディープラーニング(AI)が採用されはじめたでしょう。
目標を持ってデータをトラッキング/分析する人、たとえばマーケティング担当者にとっては、有用性はますます高まったかもしれない。
でも、あいにく、このホームページは、ものは販売していない。まったく、ない。なので、いちおうGoogle Analyticsをつかっている当方としては、AI化も、よそゆき顔である。
ただ、それ以外のことで、ひとつ気づいていることがある。この半年間、閲覧ユーザーの数が2割ほど減っているのである。
(きまくれで更新しているけれど)そのあいだブログを書くペースをかえたということはない。ウェブページ自体、とくに思いあたることもない。
で、ここからは推測だけれど…
じゅうらい、ネットのアプリケーションといえば、メーラーとブラウザーだったでしょう。
言うまでもなく、前者はメールのやりとりをするし、後者は(とくに検索をつうじて)じぶんの用件のあるウェッブサイトをみるものである。
しかし、げんざいは、どうだろう。
メーラーについては、こちらは、もうLineなどのメッセンジャーアプリに主役はうつっている。これは、はっきりしている。
ブラウザーは、どうだろう。
メール/メッセンジャーアプリのように実感できないけれど、じつは、スマホのふきゅうで、こちらはネイティブ・アプリに主役を奪わているのではないか。
すくなくとも、ぼくは、そうだ。
たしかにパソコンでは、いまだブラウザーをよくつかう。
けれどスマホでは、ブラウザーをつかう時間は減り、Amazon(買い物)、NewsPics(ニュース)、Minecraft(ゲーム)といったネイティブ・アプリをつかう時間の方が多い。
…話題休閑。ウェッブサイトの閲覧数が減っているというハナシでしたねぇ。
ウェッブページの閲覧数が減っているというのは、なにも、このウェッブサイト(鶴巻事務所のホームページ)に限ったことではなく、一般的な傾向だとおもうし、そうおもいたいんだね。
すなわち、スマホのユーザーが増え…多くのひとがブラウザーよりネイティブ・アプリに時間を費やすようになり…とりもなおさず、ウェッブサイトの閲覧は減少の方向に向かっている…ま、こういうかんじネ。
一方、グーグルなど検索エンジンは、ネイティブ・アプリに対してはクロールできないので、検索結果には、ユーザーの正確な情報は把握しにくくなっているとおもう。
ただし、そのへんは、グ社もしたたかな所があって。そのほかのグ社のアプリを提供することで、ユーザーの行動をトラッキングしている。
たとえばAmazonの届け物の状況はメールで来るでしょう。
もしGmailをつかっていれば、グ社はAmazonでの買い物の履歴をGmaiをつうじて、トラッキングしている。じっさい Google Nowのカードには、ちゃんとAmazonのは配送状況が表示されるよね。
(日本語対応はまだだけれど)グ社のメッセンジャーアプリGoogle Alloは、こちらのメッセージにたいして、AIのボットが返答してくれる。こんご、ボットはブラウザーにかわって、こちらが主流になっていく可能性は十分にあるとおもう。検索から買い物まで、このアプリで完結してしまうんだなぁ。