テープ起こしは、めんどくさい。
げんざい、取材の録音には、iPhoneのアプリをつかっている。さいしょは違和感があった。けれど、なれてしまえば、そんなものだと思ってしまう。
かつてはテープレコーダーをつかった。そのなごりからでしょう。取材の音源を文字にすることを、テープ起こしという。
テープ起こしというのは、ひじょうに時間がかかる。なので、そもそも録音などやりたくないけれど、先方がそれをのぞむことが多いし、修正依頼の確認のさいには、音源をまきもどしたりするより、文字になっていたほうがスムースだ。
なんとかテープ起こしは自動でできないものだろうか。なるほど短いものならありそうだ。ただし取材時間というのは長いものである。たぶん、それに、うまく対応しているアプリはないとおもう。
でもテープ起こしや要約ていどなら自動化されるだろう。
つぎに気になることがある。その取材のテープ起こしの要約は、自動化されないものだろうか?
こちらも、できそうな気がする。ディプラーニングの利用である。膨大な文章を教師データとして学習させれば、なんとか、できそうである。
そもそも、ひとの要約だって、ある人のばあいと、さる人のばあいでは、ちがうでしょう。(読み込ませるデータにより、ちがうだろうけれど)とくにAIが要約しても差しつかえなさそうだ。
こうなると、たしかにテープ起こしや要約の仕事はなくなってしまう。それはそれで、ちゅうちょする感じがなくはない。でも、ラクになるだろうなぁ…