新聞批判2

新聞の、テクノロジーについてのスタンスに不満がある。

個人的にはテクノロジーは、政治・経済・社会と同等か、それ以上に世の中の指標になるものだとおもっている。なので、日々の紙面に「テクノロジー面」を、くわえてほしい。これが、まず一点。

ふたつめは内容について。特集で、そのとき話題のテクノロジーが取り上げられることがある。残念ながら内容は的を得ていないことが多い。なぜか…それは取材や執筆、それに編集する方に、技術を評価するチカラがないからだ。

たとえば取材される方が「ゲノム編集は人類史を変えるほどの技術でしょう」的なことを言ったとしよう。さて新聞社は「そのとおり」と評価できるだろうか。このような、おおざっぱな例ひとつとっても、むつかしい。そして評価は着実な知識がなくてはできない。新聞社には、そのくらいのチカラがあるとおもうでしょ。いやいや、それは、どうかねぇ。

ちなみに、あたらしいテクノロジーの記事を読むのなら、外国雑誌の日本語版がおすすめだ。「Wired 日本版」とかネ。

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!