シェアする。これは、ぼくの不得意な英語でしょう。おすそ分けとはニュアンスがちがう。
なので、ぼくにとってのシェアやシェアリングは、わかったような、わからないような、そんなことばの仲間である。
一方、シェアやシェリングは言いやすい。
意見をシェする。
クルマをシェアする。
ほらネ、かんたんに言えちゃった。
言うのはカンタンだから、耳にするのもカンタンだ。
シェアということばは、いつごろから耳にするようになったんだろう。
げんざいは、どうかは知らないけれど、メールでのCC(カーボン・コピー)は、シェアとは言わなかった。
やはりSNSがでてきたころから、シェアということばは一般的になってきたとおもう。
で、さいきんではシェアカー、シェアハウスのように、ものに対してもつかわれるようになってきて…と書いて、あ、そうか、シェアカー、シェアハウスには、コミュニケーションというニュアンスが含まれているのか、と気づいたりして。むかしは、いそうろうとか、同棲って言っていたんだ。ものごとは情報化してきているんですねぇ。