小池百合子は政策のひとつにベーシック・インカムをかかげている。
ベーシック・インカムとは、政府が最低限の生活できるようなお金を、国民全員に支払ってくれる施策だ(そのかわり、健康保険や年金の制度はなくなる)
これ、どれくらい本気なんだろう。討論をつうじて、どのような意図があるのか、注意して聞いておこう。
というのは、個人的に、ベーシック・インカムというのは、(ひとつの事がらでなく、すべてを行なう)汎用型AIと抱き合わせになっていると思っている。
もし汎用型AI が普及すれば、AIと機械だけで、モノがつくられたり、サービスを提供できるので、ひとが働く必要がなくなる。遊んで暮らせるという言い方もできるけれど、裏を返せば、ほとんどが失業者となる。そうなると失業手当てではフォローできない。まったく違った立て付けが必要だ。そのひとつの考え方が、ベーシック・インカムというわけだ。
そうなると、ベーシック・インカムは、あくまでも、汎用型AIの普及が前提となるわけで。ま。ほんとうに実現するのか分からないし、もし実現しても、ずいぶん先になるだろうよ。
ユリコミクスはキャッチーなフレーズを並べたという印象がある、かな。ま、ただベーシック・インカムという言葉が広まる可能性はあるわな。クールビズみたいな効果ネ。