パナマ運河

パナマ運河は、100年ほど前にできた。ひとそれぞれだけれど、ぼく個人としては、そんなにむかしではない感覚である。

そのむかし、アメリカの捕鯨船は、日本近海までクジラを捕獲しにやってきたんだ。

ペリーは日本に開国を迫ったと言われている。黒船、ドーンという感じじゃない ?  でも、じっさいは、その前段として自国の捕鯨船が難破したときに、修理するための港の開放や、食料や薪の補給が余儀なくされていたんだぜ。捕鯨組合が政治に働きかけた感があるわけ。

ちなみに『白鯨』を書いたメルヴィルが捕鯨船の乗っていたのも、このころなんですねぇ…って、話をもどします。

パナマ運河のハナシである。

先に書いたとおり、パナマ運河の運行は、そんなに昔のことじゃあない。でも計画自体は、すでに16世紀に立案されていた。マラリアの被害が大きく、頓挫したようである。

手もとに『人類50万年の闘い マラリア全史』(ソニア・シャー/夏野徹也 訳)という本がある。抜粋しておこう。

「一五三四年に、スペイン人は運河を建設しようとパナマの調査を行ったが、この地峡が熱帯熱マラリアに汚染されてからは、パナマの熱病の多いジャングルを、現地のクナ族およびクナ族にかくまわれた逃亡奴隷の一団に明け渡さざるを得なかった。」

 

CPU

じっさい、家でパソコンは、それほど使わないだろう。せいぜい住所録や、年にいちどの年賀状を作るくらいではないか。年賀状さえ、年々、出さない方向に変わってきましたねぇ。

それにくらべ、スマホは、手ばなせないぐらい。

そう、パソコンにくらべ、スマホの稼働率はケタちがいなわけ。

ところで、パソコンのCPUのほとんどはインテルが設計してきたものだろう。

それに対し、スマホは(ソフトバンク買収ではじめて知った人も多い)ARMによるCPUである。

CPUは演算速度を争ってきたけれど、64ビットになったくらいから、オーバースペックになってきた。

こういう背景から、一方ではCPUは省電力化が求められるようになってきた。

コンセントにつなぐより、バッテリーに電気をためて、持ち運べた方が良いだろうと。まぁ、そうなってきたわけ。ARMは、その流れにうまくのっているだろう。

ま、いままでの長所って、なかなか捨てられないみたいですな。演算速度を追求してきたインテルは、げんざい、ちょっと調子がわるいみたい。

ちなみに、2016年4月20日の日経ネット版によると「インテルは2017年半ばまでに最大社員の11%に相当する1万2千人をリストラする計画を発表した」そうである。

 

ブロックチェーン

仮想通貨に採用されているブロックチェーンは、インターネットなのか。

そのまえに、インターネットを定義してみよう。

いぜん(いまもあるけれど)ADSLというものがあった。

電話回線は、通話するときに使う。けれども、周波数の帯域を変えることで、おたがい干渉しないようにデータ通信にも使える。これがADSLだ。

げんざいの光ファイバーは、データ通信専用である(電話もできるが、こちらもIPを使っている)。

光ファイバー、メタル、それに(スマホなどに使われている)LETは、いってみれば通路で、そのうえにTCP/IPが乗っている。
このTCP/IPというプロトコルによる通信が、いわゆるインターネットである。

で、ひとくちにTCP/IPというけれど、じつは、お菓子のウェハーのように、何層にもなっている。

いちばん下が、ルータといったハードに近い物理層で、(そのあいだの名まえは覚えていないけれど)いちばん上がアプリケーション層になっている。

このアプリケーション層に、メール、FTP、それにWebといった文字通り、アプリケーションがのっている。

ウェッブサイト(ホームページ)が、インターネットだと思われがちだが、じつはウェッブは、インターネットのひとつなのである。

で、ビットコインなどの仮想通貨に採用されているブロックチェーン・プロトコルなんですけれど。

これは、ウェッブサイトと同じ層のTCP/IPのアプリケーション層にあるのか、そもそも、TCP/IPとは別のプロトコルなのか…後者のような気がするけれど、どうだろう ?

じゅうらいTCP/IPは、ぼく、あるいは私と、あのひととの情報交換につかわれてきたわけ。でも、これからは、モノとモノとのやり取りにも、つかわれていく。いわゆるI o Tに、ね。

それと、もうひとつ、(たぶん別系統)で、ブロックチェーンのお世話になる機会がふえてくると、おもうんだなぁ。

そういえば、せんじつNews Picsでピックされていた記事のなかに、「インターネットは情報の交換に」「ブロックチェーンは信用の交換に」というのがあったっけ。