高市早苗の経済政策をサナエノミクスと言うらしい。
サナエノミクスではプライマリ・バランスを凍結して、大胆な投資を行なう。
企業の貸借対照表で言えば、要は、貸方の借金を増やし、借方の資産を増やす方針だ。
これは、どうだろう。
個人的には、それより先に、雇用の慣習を根底から変える必要があるように思う。
現状、正規社員と、非正規社員やアルバイトの格差はとても大きい。
以前に比べ、知識や技術の移り変わりが激しい。
それに対して、雇用を保証されている正規社員の多くは呑気だ。
新しいことをやっても、やらなくても同じだから。
では、新しい業務はどうやっているのか言えば、契約社員など非正規社員で、まかなわれている場面が多いと思う。
それについて、まずフェアでないし、
次に、会社のお金が、旧来の人(率直に言えば不要な人)にお金が流れて行ってしまっている。それも非正規より大きなお金が。
公平にするには、働く人すべてを正社員にする方法があるだろう。
逆に、すべてを契約社員にする方法も考えられる。
後者の場合、社会をもっと、もっと厚くする。極論としてはベーシック・インカムがある。
その上で、サナエノミクスの、大胆な未来の投資を行うと良いと思うんだ。
そうしないと、働かない現状維持のオッサン社員にもドンドンお金が流れてしまうぜ。