ビットコインには、ずいぶん以前から興味があったわけ。
もし当時購入していたらエライことになっていた。ま、ただ、そう思うだけ。そのていどネ。
ビットコインには、3つの面から興味がある。
1)その仕組み
2)通貨としてどうなんだろう
3)使い方
そのことについて、さいきん調べたり考えたりして。
1)まず、仕組みに関して
こちらはネット上で公開されているホワイトペーパーに目を通してみた。次にUdemyでチュートリアルしてみた。
前者は英文である。英語は不得意なため、DeepL(自動翻訳のアプリ)を活用しながら目を通してみた。
ちなみに自動翻訳はグーグルの自動翻訳より、DeepLの方が好みである。
ホワイトペーパーは8枚ていどの短い記述であるが、英語云々以前に内容自体、うまく理解できなかった。
実際には、ビットコインはC++でプログラムされている。ソースコードはGitHubにて誰でも見ることができる。
一方、Udemyの中から選んだチュートリアルはPythonである。
IDE(開発環境)はPycharm。個人的には通常、Jupyternotebookを使っている。
なので前者は不慣れだ。
それでもPycharmでやってみた。
ただしPycharmは使用期限が限定されている(それ以降は有料)。さらにチュートリアルで必要とされるライブラリーがダウンロードできないこともあった。もっとも、慣れていれば、できると思うけれど、
ま、そういうこともあり方針を変えて、JupyterNotebookでできるところまで、やってみることにした。
蛇足になるけれど、JupyterNotebookは、たとえば統計など、その作業ディレクトリのみで行う作業には適している。
今回のチュートリアルのように、自作したライブラリをAPIとして呼び出すような使い方には適していない。
で、結論から言うと、ホワイトペーパーの読み込みと同様、こちらからのアプローチでも、ビットコインの技術面の理解は思うように理解できなかった。
ただしPythonでのClassの書き方など、勉強にはなった。こういう、主題とは違ったことの理解が進み、やがてそれがまた何かと結び付いていく感じは好きなんだよねぇ。
2)次に、通貨について
こちらは通貨の歴史について2冊の本を読んだ。
以前から井原西鶴や近松門左衛門の著作に触れていて。少なくとも江戸・元禄時代の金融の発達は察することができた。
こんかい新たに、より俯瞰できる解説書を読んでみて、日本の金融は思った以上に昔から存在していることが確認できた。
歴史上、たとえば平正盛の時代など、政府が発行する通貨ではなく、外国(この場合は元)から輸入した通貨が流通していることも知った。
また江戸時代は、金貨・銀貨・銅銭の三貨制度であったこと。さらに開国以降、海外との金や銀の交換比率に苦心していたことが再認識できた。
江戸時代は三貨のほか、日本全国の藩では藩札が発行されていた。国内と海外との金・銀の交換比率の問題があった。さらに明治政府による太政藩札の発行もあった。
そうなると、複雑すぎて、政府の関係者でさえ全体像は把握し切れてなかった、つまり混乱していたのではと、疑ってみたくもなる。
話が長くなってしまったけれど、将来的に、何種類もの通貨が発行されても不思議ではないような気がしている。
3)使い方について
ビットコインへ投資しようという感じがない。
投資は情報やお金を持っている人の方が圧倒的に優位だし(お金のある人は損をした後でも投資できたりするし)、それ以前に、個人的に投資に関心が沸かない。
なので、まず学習費として、どのていどが許容範囲なのか。それが、まず1点。
次に、ビットコインは、寄付や志(こころざし)との相性が良いと思っている。後者は、たとえば、なにか教えてもたったときに志ていどに送る感じだね。