住まいは保守的

 

とうじ、列車で東京、新潟間は8時間かかったという。現在は最速で100分だ。ということは、前者の速度は37.5キロ、後者は187キロで、速さは5倍になった。

半導体の集積度は、18ヵ月で2倍になる。こちらは指数で伸びていくから、劇的だ。

それにくらべると、住まいというのは、かわらないものだなぁとおもう。ざっくりいって、おなじだ。

小さいころと、げんざいの住宅事情をみても、

ながねん、ミサワホームのリフォームの取材で、よそのお宅にあがってみても、そのようなことがいえるとおもう。

たとえば、取材のテーマは、リビング、キッチン、子ども室といった部屋ごとにまとめていたし、

きんねんになってバリアフリー、子どものアトピー性皮膚炎の対応、環境といったちがう切り口のテーマがすこしずつ出てきたくらいだ。

ところで、クルマというのも、あまり変わらない。でもテスラーはちがう。ショールームにいけば、座席にすわれる。走るコンピュータという印象だ。

じっさいバッテリーは、コンピュータに使用される数千の電池をソフトウェアで制御されているし、OS(あるいはプリケーション・ソフトかな?)をアップデートすることで、クルマの仕様があたらしくなる。

で、超保守的だった住まいだけれど、こちらも、すごく変わっていく予感がしている。

つまり住宅もテスラーのようにソフトウェア化され、アプリケーションをインストールすることで、住むひとに柔軟な声に応えることができるかもしれない。

ことにの夏に日本で、いよいよリリースされるグーグルホームだって、リフォームの延長としてとらえても、いいんじゃない?

気づいたことを、お気軽に。
公開まで、やや時間がかかりまーす!