うまれそだった街には映画館がなかった。そのせいで、10代はほとんど映画を観る機会がなかった。
いまでは映画をストリーミングできる。
ほかのストリーミングは、デバイスに依存するけれど、NetFlixはデバイスを選ばない。料理をしながら映画を観ることもできる。10代のオレだったら、きっと「おまえ、ウソを言うなよ」の世界である。もっとも、手軽なだけに、映画をザッピングして(映画をひんぱんに変えて)しまうけれど。
日本のアニメーションは、いい。NetFlixを観ながら、そうおもう。
押井守監督の「攻殻機動隊」「イノセント」。それに「Akira」。
「Akira」は、そんなにむかしのアニメだったのかと思ってしまうけれど、いまみてもセンセーショナルだ。ちなみに時代設定は2020年、東京オリンピックのメインスタジアムに「アキラ」が保存されていたという設定だ。2020年、東京オリンピック。奇しくも、げんざいと重なっていなくもない。
「Akira」、リメイクされないかねぇ。